公務員から転職して後悔した理由!後悔しないためにおすすめする行動

      2019/07/15

公務員という仕事は安定しているというイメージがあります。

そのため、転職の際には公務員への転職を考えている人もいます。試験さえ合格できれば転職できますし、社会人枠もあるため、狙っている人も多いかも知れません。

ですが、公務員へ転職した人の中には、そのことを後悔している人もいるのが現実です。

では、公務員へ転職した人はどのような点で後悔しているのでしょうか。

また、後悔しないためにはどのようなことをするべきなのでしょうか。

 

民間から公務員に転職して後悔する理由

 

転職先として公務員を目指しているという人も多い事でしょう。

その人たちにとって公務員は理想的な転職先に見えているはずです。

では、自ら望んで民間から公務員へと転職した人は、実際に転職してみてどのような点で後悔するのでしょうか。

いくつか紹介していきます。

 

公務員に良いイメージを抱きすぎている

 

公務員に転職する人の中には、公務員の仕事について、仕事が楽、手厚い福利厚生がある、給料が良い、安定している、世間体が良い、残業も少ないといった考えを持っている人がいます。

そしてこれらのことを目的として転職しています。ですが実際に公務員になってみると、イメージと現実がかけ離れているため、後悔するのです。

確かに公務員は安定した職業ですが、良いイメージとして考えられているほど楽な職場ではありません。

当然残業や休日出勤をすることもありますし、繁忙期などは日付が変わるまで仕事をするということもあります。

こういった現実を調べずに良いイメージだけを抱いて公務員に転職した人が、後悔していることが多いです。

 

給料が下がった

 

公務員は給料も安定していて、不景気などでも毎年きちんと上がっていくという話を聞いたことがありませんか。

確かにこれは事実です。

毎年上がっていくと聞くと、良いイメージを抱きがちですが、良い事ばかりというわけではありません。

公務員の給料は、国や各自治体が定めている給料表というものに基づいて計算されています。

号と級というものが定められていて、号は勤続年数、級は役職に関連しています。

例えば、それぞれ級・号の数字が大きいほど給料が高く、1級は主事、2級は主任主事に当たるとします。

4月の時点で1級1号などと月給が決められます。

そして翌年の4月になると同じ1級でも5号というように号が変わっていきます。その号に応じた給料がもらえるようになり、毎年アップしていくことになります。役職が昇格した場合には4月に

2級1号というように級が変わっていきます。

一般的に号よりも級が変わった際の方が給料の変化の幅は大きいです。

そして給料が決まっているということは、その決められた分しか上がらないということです。

給料表が変わらない限り、好景気などでも給料が変わることはありませんし、大きな業績を残したからといって特別ボーナスがでたりするわけではありません。

また、毎年上がっていきますが、若手の内の給料は一般企業よりも少ない場合も多いです。

そのため、公務員になって給料が少なくなった、頑張りが給料にあまり反映されないということで後悔することもあります。

 

独特な人間関係

 

公務員はその環境上、独特な人間関係を構成しています。民間から公務員に転職した場合、この人間関係に馴染めずに後悔してしまう場合があります。

公務員の職場は部署などが複数あることもありますが、その部署ごとの仕事がほとんどで、他の部署と関わるということがあまりありません。

そのため、閉じた環境になってしまいます。

そのような環境では、人間関係も限定されたものになりがちです。

民間の場合には、取引先などと関わることも多く、人脈もどんどん広がっていきますが、公務員の場合には仕事相手も決まっていることが多いので、そちら側の人員が変わらない限りは人脈も決まったものになりがちです。

人間はそのような閉ざされた環境ではストレスを感じてしまう場合もあり、後悔に繋がってしまいます。

 

同じ仕事の繰り返し

 

公務員の仕事は、部署によって差もありますが、基本的に決められた仕事を毎日こなしていくことになります。

そのため、一般企業のように新しい事を開拓していくということはなかなかありません。

だからといって公務員の仕事が簡単なわけではありませんが、数年繰り返すと仕事の流れもわかり、慣れてきます。

すると、異動や昇進が無い限り同じ流れを繰り返すことになります。

そのことに苦痛を感じたり、モチベーションを保つことができないようになってしまい、公務員へ転職したことを後悔する人もいます。

 

民間から公務員への転職で後悔しない人の特徴

これまでは、公務員に転職したことによる後悔の例を紹介してきました。では、公務員への転職後もこのような後悔を抱かずにいられるのはどのような人なのでしょうか。その特徴をいくつか紹介します。

単純業務の繰り返しが苦にならない

後悔の理由として紹介しましたが、公務員はどうしても毎年同じ流れで仕事が進んでいき、新しい仕事が増えるということもそれほど多くないので、同じ仕事の繰り返しになってしまいます。これは年単位で考えても短期的に考えても同じです。そのため、同じ仕事の流れの繰り返しが苦にならない人は、その面では後悔することがありません。得意としている場合には、より向いている職業であるともいえるでしょう。ですが、異動などによって仕事内容が全く別のものになることもあるので、それらに対応できる必要もあります。

多彩な仕事に対応できる

公務員の特に役所などの仕事では、異動によって仕事内容が全く別のものになることがあります。そのような時に、新しい仕事を楽しむことができ、新たに覚えるのが苦にならないと、対応していくことができます。部署によって扱うことも変わってきますし、市民などからの相談を受ける必要が合ったりもしますので、異動の際には仕事だけでなく仕事上の知識なども覚えなおす必要があります。そのような際に対応できなかったり、異動が嫌という場合には後悔してしまうこともあります。そのため、それらに対応できる人員である必要があります。

給料よりもやりがい

 

公務員は給料の基礎が決まっているため、特別な昇給などはほとんどありません。

景気などにも左右されないので、不景気でも下がりませんが、好景気でも上がりません。

また、残業に関しても残業代が一定額で決まっていて、働いた分だけ計算される民間企業よりも少ないです。

そのことから、民間企業に勤めていた時よりも給料が下がるということも多いです。

また、同年代の企業勤めと比較すると、給料が低い事もあります。

そのため、給料よりも自分のやりたかった、目指していた仕事であることを重視できる人は公務員になっても給与面で後悔することはないでしょう。

 

安定を重視している

 

公務員は昔ほど待遇が良いというわけではありませんが、今でも民間企業より安定していることが多いのは確かです。

景気などで給料の増減することもほとんどないですし、安定した収入を得られるのは確かです。

また、何か大きなミスなどをしない限りはリストラなども少ないので、安定して仕事を続けられます。

繁忙期などで忙しくなることはありますが、異動を除くと大きく仕事内容が変わるということもありません。

そのため、仕事に対して何よりも安定性を重視するという人にとっては後悔することのない転職先であると言えるでしょう。

 

民間から公務員への転職で後悔しないためにおすすめする行動

 

どうしても公務員に転職したいという人もいるでしょう。

そのような人は、転職を後悔しないためにも、どのようなことを事前にしておくべきなのでしょうか。

後悔しないためにするべき行動を紹介していきます。

 

昔のイメージを捨てる

 

一昔前は公務員とは安定している職業の代表格で、待遇も良く残業もない、安定性を求めるなら一番目指すべき職業でもありました。

ですが時代も変わり、徐々にですが昔ほどの安定性や高待遇も無くなってきました。

クレームの処理などをすることもありますし、残業もしなければならないことも多いです。

そのため、昔のイメージで安定していて楽な職業として公務員を目指すと後悔することになります。

そのようなことを無くすためにも、公務員への転職前に昔のイメージを捨てた上で、本当に公務員になりたいのか自分に問いかけてみてください。

 

情報収集

 

公務員を目指す人が後悔する原因の多くは、考えていた仕事内容と実際の仕事内容に違いがあることや、待遇に違いがあることです。

そのため、事前にしっかりと自分が目指す先の職場の情報を調べておき、実際の仕事はどのようなものなのか知っておくことが必要です。

これは他の職種への転職の際にも同じことが言えるのですが、公務員は楽、安定しているという昔からのイメージがあるため、情報収集をあまりせずにとりあえずで目指してしまう人がいるのが現実です。

そのため後悔しないためには確実に情報収集を行い、公務員の現実について知っておくことが必要です。

 

公務員としての自覚を持つ

 

公務員は国や地方自治体に雇われた人間です。

役所に勤めたりする場合には、地域の住民から相談を受けることもある立場になります。

そして、それはプライベートの時間でも変わりません。

近隣の人が自分が公務員であることを知っている場合、休日などでも相談を受ける場合があります。

そのような場合には、公務員として対応することが求められます。

また、最近日本でも多い地震などの際には公務員は家庭を優先することができず、職務に当たらなければなりません。

そのため、常に公務員としての意識は持っておき、いつでも切り替えられるようにしておかなければなりません。

 

民間企業と公務員の違いを理解する

 

民間企業から公務員へ転職する場合には、民間企業時代とは全く異なる環境へ転職することを知っておく必要があります。

民間企業から別の企業へ転職する際には、職種は変わりますが、基本的には会社の利益のために仕事をすることになります。

ですが公務員は国や地方自治体に雇われる立場であるため、国やその自治体のための仕事をすることになります。

そのため業務内容も変わってきます。

また、公務員は休日などでも常に公務員であることを求められ、地震などの有事の際には国や地域のために仕事をする義務があり、家族を優先することはできません。

そのため、その違いを知っておかなければ対応できないということもあります。

公務員になってからそれを理解しようとしても周囲は待ってくれず、その日から公務員として扱われるようになります。

そのため、民間企業時代とは違うということを事前に知っておくと、後悔することも減るでしょう。

 

まとめ

 

公務員という職業は一昔前までは安定した職業の代表格であり、そのイメージをもったままという人も多くいます。

ですが時代も変わり、公務員も昔ほど安定している理想の職業とは言えない部分も出てきました。

その差から、公務員への転職を後悔する人が多いのです。

そのため、昔のイメージではなく現在の公務員を知った上で、転職先として公務員を選択する必要があります。

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